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ジョジョの奇妙な冒険 第45巻 「アナザーワン バイツァ・ダスト」

#045

「『キラークイーン 第3の能力』。
それは、早人に仕掛けた「爆弾」……、
わたしを追って来る者、全てを消し飛ばすために作動する。
わたしの正体を探ろうと『早人』に近づく者にはすべて作動する。
早人が、わたしの正体を言葉でしゃべっても「作動」するし、
わたしの事を文章で書いても、その場で「作動」する。」
―吉良吉影


第45巻「アナザーワン バイツァ・ダスト」 1996/1/5刊行
週刊少年ジャンプH.7 29号~H.7 39号(第418話~第427話収録)


岸辺露伴がチープ・トリックを倒していた頃、

吉良吉影は、川尻浩作の息子の早人に追い詰められていました。

よもやかれの平穏な生き方もこれまでか、と思っていた時、

その“追い詰められた”心が、予想もしない力を生み出してしまいます。


第418話「アナザーワン バイツァ・ダスト その①」

岸辺露伴がチープ・トリックを倒していた頃、

吉良吉影は早人に、殺人の証拠をつきつけられ、

窮地に陥っていました。そこへ、すでに息子の居所は知ってか、

父の吉良吉廣が現れます。


そして、どうやら、吉良は、早人始末してしまったらしいのです。

今の状況、街を出るしかない。そう父に言われる吉良ですが、

「このわたしが杜王町から逃げるだとーッ!
このわたしが追ってくる者を気にして背後に怯えたり、
穏やかでも安心もできない人生をおくるのは、
まっぴらだという事は、よく知ってるだろうッ!

この町は決して出ないぞッ!」


珍しく父に対して激高する吉良吉影。しかしその時、彼の体に異変が。

彼の体に、父が写真の中に持っていた矢が、突然突き刺さるのです。


翌日、何事も無かったかのように、生きて朝を迎えている早人。

しかし殺人の証拠は掴んでしまったまま。

そして吉良吉影はというと―、

#045 (2)

「『キラークイーン』の『新しい能力』……!!」


第419話「アナザーワン バイツァ・ダスト その②」

早人は、自分の父親になっている男が、殺人鬼である事を知りますが、

しかし、吉良吉影は、その正体を知られていても、

恐れることなく、むしろ早人と良好な関係を築いていこうとさえしているのです。

早人は、学校に行くというところで、岸辺露伴に出会います。


自分の正体を探りに来た露伴から逃げようとするものの、

否応なしに「ヘブンズ・ドアー」の力で本にされてしまい、

その記憶を読まれてしまうのです。


しかし露伴が見たものは、

「【警告】これより先は読んではいけない」

「【警告】?いったい、何なんだ?
なぜ、『先の事』を『体験しているんだ!?」



第420話「アナザーワン バイツァ・ダスト その③」

早人はスタンド使いでないにも関わらず、

何故か先の事を体験しているという、早人。

露伴は好奇心に駆られ、早人の踏み込んではならない領域にまで、

読み進めてしまいました。

そしてついに、彼の父親に、吉良吉影がなりすましている、

という記憶にたどり着きます。

遂に発見した吉良吉影の手がかりに、求めていたものを見つけ、

驚きを隠せない露伴。しかし、それが起爆剤となったのでした。

#045 (3)

キラークイーンの第三の能力、バイツァ・ダストは、

早人に仕掛けた爆弾、吉良吉影の正体を探ろうとするものを自動的に爆破するというもの。

露伴は抵抗するも、無残に爆死させられてしまうのです…。

しかしそれだけではなかったのです。

「そしてここからが、真の『キラークイーン 第3の能力』なのだッ!」


まるで悪夢を見たかのように目覚める早人。

それは夢ではありませんでした。


第421話「アナザーワン バイツァ・ダスト その④」

「同じ朝が繰り返しているッ!!」

#045 (4)

まさかの出来事に驚愕する早人。

自動的に追ってくる者達を爆破消滅させ、

無かった事にして、吉良吉影自身は、絶対の安心感を得るというこの力。


早人に害は無いにしても、いずれ吉良自身が暴走し、

自分と母を手に掛けるのは明らかと、

この朝は運命を変えようと、待ち構えている露伴に、

出会わないようにする早人でしたが、

「バイツァ・ダスト」はそんな生易しい能力ではありませんでした。


「一度起こった「運命」の結果は変わらないんだよ、早人」


第422話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑤」

早人がいくら努力しようと、一度起きた出来事の運命は変えられない。

という絶望的な事態の前に、

岸辺露伴は、早人に会う間もなく、

何故、自分が爆破されていくのかということさえ、わからないまま消滅してしまいます。


これこそ、吉良吉影が心の底からハイになれるスタンドの正体なのでした。

そして、悲劇もつかの間、今度は早人は、

露伴と待ち合わせをしていた、康一、承太郎、仗助、億泰と出会ってしまうのです。

彼らが、もし吉良吉影の正体に触れてしまったら、

「バイツァ・ダスト」で爆破されるのは明らか―。


第423話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑥」

仗助達を「バイツァ・ダスト」の犠牲にするわけにはいかない、

と、早人は、自分が犠牲になるしか無いと、

カッターの刃を自分に向けてしまうのですが、

そうした、自殺することで、爆破のスイッチを解除する行為さえ、

自動的に防ぐのがこの能力の恐ろしいところ。

ついに「キラー・クイーン」の、そして吉良吉影の正体に辿り着いた仗助達でしたが、

それが意味していたものとは。

#045 (6)

「正確には『早人』に仕掛けた、
キラークイーン第3の爆弾『バイツァ・ダスト』だよ。
攻撃しても、もう遅いんだよ。わたしの事を「見た」という事は、
すでに目の中に入ったという事なのだ…。
何人だろうと同時にな…。
おまえらは…、わたしの「正体」を…、『探った』!」


吉良吉影の正体を知った仗助達は、自動的に爆破され、

何と主人公勢が全滅という事態に。


そして、再び時間を戻され、自宅で目覚める早人。

悪夢のような出来事を前に彼には何も出来ないのかと、

そんな中、唯一、この「バイツァ・ダスト」を止められるのは、

爆弾を仕掛けられている自分でしかない、と。


彼は、自宅の屋根裏に眠っている「猫草」の力を使い、

吉良吉影を、スタンド使いでもない、

ただの小学生である自分で倒す決意を固めるのでした。


『キラークイーン バイツァ・ダスト』本体-吉良吉影
【破壊力-B / スピード-B / 射程距離-A / 持続力-A / 精密動作性-D / 成長性-A】

『能力』
吉良吉影の正体を探るものを、自動的に爆破し、
さらに時間を1時間戻すことによって、
吉良吉影自身は、正体を探られたことさえ知らずにいられる。
彼曰くは無敵の能力。
なのですが、自分自身には使えず、早人など、身近な別の人物に、
地雷のように仕掛けることしかできません。

また、この『バイツァ・ダスト』を使うということは、
『キラークイーン』そのものを取り憑かせる、ということになるため、
吉良吉影自身は、スタンドの能力解除以外の行動をとれず、
スタンドで戦ったり身を守ったりはできなくなってしまう、
という最大の欠点もあります。

『能力特化型』
追い詰められた吉良吉影が偶然生み出した、
自動で発動するタイプのスタンド。
基本的に爆破と、仕掛けた人間を守る事しかできないようですが、
一度能力が発動すれば、どんな相手でも木っ端微塵に爆破してしまうので、
欠点があることを除けば、究極の能力の一つと言えるでしょう。
もちろん、欠点も多いので、無敵になれるわけではないのです。



第424話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑦」

「猫草」ならば、吉良吉影を倒せると、

陽の光で動き出し、空気の弾丸を発射するそれをランドセルに隠し、

早人は、決意も新たに対決の時を狙うのでした。


のんびり調子こいて、忘れた帽子を届けに来る時、

奇襲で攻撃しようとするのです。

しかしそんな行動が、吉良吉影に逆に不信感を抱かせてしまうのでした。

「今日は気分のいい朝だ…。
しかし…、さっきの早人は何か妙だった…、
何か?…。勘だが、どこか妙だ…!!」



第425話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑧」

吉良吉影に不信感を抱かれてしまった早人。

その時は間近に迫っており、

あと数十秒で岸辺露伴が自動的に爆破されてしまう時刻。

「この吉良吉影の「勘」が…、
ここから「用心深く観察しろ」と言っている。
あそこにいる露伴は、きっと死ぬのだろうがな…。」


用心深い吉良吉影に、ついには再び怯えだしてしまった早人ですが、

逆にこれに油断をした吉良吉影が、ついにその隙だらけな姿で出てきて、

そこに早人は猫草の空気弾で攻撃をするのです。


吉良吉影にダメージを与えますが、致命傷には至らず、

早人は、逆に軽傷で済んだ吉良吉影に追い詰められてしまうのです。


第426話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑨」

早人が猫草のことまで知っているというのは、

吉良吉影にとっては想定外。

これ以上朝を戻らせるのは危険と判断した彼は、

今、爆破される運命にある者達の最期を見届け、「バイツァ・ダスト」を解除する。

と宣言します。

「『バイツァ・ダスト』は無敵だッ!
そしてこの吉良吉影に「運」は味方してくれているッ!」



勝ち誇った吉良吉影でしたが、それは自分の首を締めることとなったのです。

『バイツァ・ダスト』は早人が喋ったら発動しますが、

自分自身で名を名乗ってしまっては、効果を発揮しないのです。

#045 (7)

その名を聞いていたのは仗助。

彼は億泰と共に待ち合わせに遅れていた、ということを早人は前の朝で知っており、

早く起きるようにと、予め電話をして、この場に呼び寄せていたのでした。

#045 (8)

『バイツァ・ダスト』を戻し、自らの身を守らなくなってしまった吉良吉影は、

この能力を解除し、岸辺露伴が爆破されることはなくなったのです。


第427話「アナザーワン バイツァ・ダスト その⑩」


「バイツァ・ダスト」は解除され、遂に追い詰められた吉良吉影。

いよいよ仗助と直接戦う時がやってきました。

平穏を求めていた、吉良吉影の「キラークイーン」はパワー型ではあるものの、

そこまでの実力はなく、接近戦は仗助のクレイジー・ダイヤモンドの方が上。

と、この決着は見えたかに思えました。

しかし、触られて爆弾にされずに戦えるなら、自分のスタンドの方が有利と、

勇んでで出てきた億泰に、突然、爆撃が襲いかかります。

#045 (9)

「なぜ、わざわざ、
わたしが寝室の屋根裏部屋に飼っていたのか?
このためだったのだ。『猫草』の『空気』を操る能力は…、
『キラークイーン』の爆発に利用できる!!
早人! おまえが運んで来てくれたのだ!」


「バイツァ・ダスト」を解除しても、狡猾な吉良吉影は、

すでに対策を講じていたのです。

戦いは仗助と、空気を爆弾に変えて攻撃してくる吉良吉影の、

直接対決へと移っていくのでした―。


TO BE CONTINUED→


45巻の注目点
“アナザーワン-もう一つの能力-、バイツァ・ダスト”

#045 (5)

「おまえが『露伴』に会ったという事実さえも消えて、
『朝』は元どおりにすぎていくのだ。
『キラークイーン バイツァ・ダスト』をやぶれる者はいない!
『書いても』…、あるいは…、相手が『質問しても』…、
自動的に相手は爆死する……」



追い詰められた吉良吉影が、その絶望的な気持ちから、

自ら矢を呼び寄せて、新たなスタンド能力を発動させたのか、

そこに「バイツァ・ダスト」という恐ろしい能力が発現しました。


いくつかの制約はあるものの、発動してしまえば、

吉良吉影に絶対的な安心感を与えてくれるという、

この能力。

何でもありというわけではないものの、手も足も出せないような、

絶望的な気持ちにさせられてしまうでしょう。


そんな、恐ろしい能力に立ち向かうのが普通の小学生と。

主人公達ではなく、一般人も活躍し、それでいて目が離せないのが

まさしくジョジョの真骨頂です。

しかし、この恐ろしい能力が終わっても、まだ決着がつかず、

更に恐ろしい能力が待ち構えているのがジョジョ。

空気を爆弾に変える力を持った吉良吉影と、仗助との、

第4部最大の死闘が始まるのです。
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Author:エックス
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(文章クリエイター)
研究者
(物理、数学、史学)

基本、日記はレビューが主になっています。
いい加減な感想などを書きたくなくて、
私自身も本気で見ているドラマや映画ばかりなので、
熱くて長いレビューになったりしています。

現在は、海外ドラマは『24-TWENTY FOUR-』『PRISON BREAK』
アニメは『プリキュア』などのレビューになっています。

昼間は、お仕事と、
大学時代から引き続き物理、数学の研究。
また、歴史(中国・三国時代史他)の研究。

夜は、アイドルマスターのプロデューサー、もしくはドリームクラブです。

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