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ジョジョの奇妙な冒険 第47巻 「さよなら杜王町-黄金の心」

#047

「この町の若者は、『黄金の精神』を持っているという事をのォ。
かつてわしらも、エジプトに向かう時にも見た…、
「正義」の輝きの中にあるという『黄金の精神』を…、
わしは、仗助たちの中に見たよ…」
―ジョセフ・ジョースター


第47巻「さよなら杜王町-黄金の心」 1996/5/15刊行
週刊少年ジャンプH.7 49号~H.8 5・6号 8号(第437話~第445話収録)


壮絶な吉良吉影と仗助の対決は、仗助達の意志が勝利したかに見えたものの、

再び『バイツァ・ダスト』を発動させ、

それまでの事を無かったことにしてしまい、時間を戻した、

吉良吉影の勝利になった。かに見えました。

果たしてどうなってしまったのか。第4部の最終巻が始まります。


第437話「思い出させてあげる」

『バイツァ・ダスト』が発動し、完全に勝利したと、

そう確信しかけた吉良吉影。

しかし、実際はそんなに上手くいくものではありませんでした。

周囲の光景に、不信感を抱き始める彼の前に現れたのは杉本鈴美。

彼女は驚愕の事実を吉良に言います。

JOJO #47 (1)

「気づかせてあげるわッ!
すでに、自分が死んでしまっているという事を!

これは『スタンド能力』なんかじゃあ、ないのよ!
ここにいるのはッ!死んだ殺人鬼の、
ドス黒い、ただの「魂」だけっていう証明なのよッ!」



実は吉良吉影は、『バイツァ・ダスト』の発動のための、

スイッチを押そうとした直前、康一のエコーズACT3によって、

腕を重たくされ、それを防がれ、

承太郎の時間停止からのオラオラのラッシュの猛攻にさらされていたのでした。

そして―。

JOJO #47 (2)

第438話「町の守護聖霊」

承太郎の星の白金のパワーによって、吹き飛ばされた吉良吉影。

そしてそこにちょうど、救急車がバックしてきて、

彼を轢いてしまうのでした。

そして吉良吉影は、何と即死。

これは、仗助や承太郎達が倒したのではなく、偶発的な出来事が起こした、

事故死なのでした。


岸辺露伴いわく、

「これでいいんだ、奴は法律では裁けない、これが一番いいんだ…」

しかし早人は、自分の父親や大勢を殺害した吉良吉影を、

誰かに裁いて欲しかった、と漏らすのでした。


一方、“死んだ魂だけの”吉良吉影は、杉本鈴美に真実を教えられ、

自分が“死んだこと”に激しいショックを受けます。


ですが、鈴美の正体を、最初の殺人の相手と知った吉良は、

そこが、振り向いてはならない小道ではないかと、幽霊だった父親に聞いており、

目ざとく悟るのです。

鈴美を無理やり振り向かせてやろうと、そうする吉良でしたが―、

「あたしが予想しなかったと思う?
あんたが、あたしに対し、こういう風にするだろうという事を、
予想しなかったと思う?
“わたしたち”は、15年…、あんたがここに来るのを、待ってたのよ」


襲いかかったのは、鈴美の愛犬の幽霊、アーノルドでした。

そして吉良吉影は、その時の衝撃で“振り返って”しまう事に。

彼に、あの世へと連れて行く大量の腕が襲いかかります。

JOJO #47 (3)

第439話「さよなら杜王町-黄金の心」

あの世へと連れて行かれていく吉良吉影。

キラー・クイーンのスタンド能力なども無意味であり、

彼の魂は連れて行かれてしまうのでした。

こうして最期は鈴美の手によって、完全に決着はついたのです。


自分の無念が晴れた鈴美は、仗助達皆が見守る中、

地縛霊としての役目を終え、あの世へと旅立っていきます。

JOJO #47 (4)

決着はついた、しかし失ったものも多く、

杜王町は皆が知らないところで大きく傷ついたのでした。

「『杜王町』はとても深く傷ついた…。いや…、
正確にいえば、『町が生んだ、吉良吉影という怪物によって、
町自身は傷つけられた…』」



ですが、ジョセフいわく、仗助達のような黄金の精神を持つ者達がいれば、

たとえまだ吉良吉影のようなスタンド使いが町にいようと、

自然とそれが伝わっていき、乗り越えられるというのです。


こうして、杜王町の1999年の物語は、

多くの人にとっては、いつもと変わらない月日として過ぎ去っていったのです。

JOJO #47 (5)

第4部完

しかし、ジョジョの物語は終わりません。

第4部が終わっても、また新しい物語が始まるのでした。


第440話「黄金体験 -ゴールド・エクスペリエンス- その①」

西暦2001年。イタリアのネアポリス(ナポリ)の空港に降り立ったのは、

あの広瀬康一。彼は承太郎から、奇妙な仕事を引き受けてきたのでした。

一人の少年、“汐華初流乃”の細胞を手に入れて、

それを調べたいという仕事を、康一に任せたのでした。

旅行気分でやってきた康一でしたが、

彼は空港で、早速、“さわやかな”金髪の少年の白タクに遭ってしまいます。


しかしエコーズACT3の能力で車を重くし、エンストさせ、

その少年を追っ払った康一ですが、

彼は自分の荷物が奇妙な姿になっているのを目撃するのでした。

「このあと、ぼくは、
「スタンド使い」は「スタンド使い」とひかれ合う…、
この運命的ルールを…、
実に2年ぶりに思い出すことになる。
着いたばかりの、この、イタリアの空港で…」


JOJO #47 (6)

第5部 ジョルノ・ジョバーナ 【黄金なる遺産】


第441話「黄金体験 -ゴールド・エクスペリエンス- その②」

康一のかばんが化けたのは、本物の蛙。

そして蛙には逃げられてしまい、荷物もジョルノという少年に盗まれてしまいます。


一方、ジョルノという名の少年は、

空港を仕切っているらしいマフィアの、

“涙目のルカ”と出会い、からまれていました。


一時は友好的に見せつつも、突然キレだし、ジョルノに金をたかるなど、

彼がいわゆる、プッツン来ているマフィアなのは明らか。

しかしジョルノはあくまでも冷静に振るまい、

ルカがいつも持ち歩いているらしいスコップで殴られるも、

逆に奇妙な能力で彼を返り討ちにしてしまうのです。


そしてなぜか、ジョルノは、あのDIOの写真を“家族の写真入れ”に入れており―。


第442話「黄金体験 -ゴールド・エクスペリエンス- その③」

康一が手に入れていた、承太郎からの情報。

“汐華初流乃”という少年は、父親を幼い時になくし、

母親は日本人でイタリア人と結婚し、ずっとネアポリスに住んでいるのだとか。


さらに承太郎は住所まで突き止めているらしく、

汐華初流乃に近づく康一。


一方、ジョルノという少年は、カフェで女の子達に囲まれ、

その中で、康一から巻き上げた金品を売り払った札束を数えているという、

康一の心を逆撫でするようなことをしていました。


「同一人物だ…。
承太郎さんはこの、「ジョルノ・ジョバーナ」の正体を知りたがっているんだ。
だが、怒りがわいて来たぞ…。
ぼくがお腹すかしてるっていうのに…、、
倍乗して、ムカっ腹立ってきたぞ」


康一は汐華初流乃こと、ジョルノから金を取り戻すべく、

エコーズで攻撃をしますが、

そんなジョルノが、スタンドを見せるのでした。

JOJO #47 (7)

「ゴールド(黄金)・エクスペリエンス(体験)ッ!!」


どこから出てきたのか、木がジョルノの身体を持ち上げ、

その木に攻撃した康一は、どういうわけか、“重くする能力”を、

跳ね返されたように自分自身に受けてしまいます。


第443話「ブチャラティが来る その①」

承太郎が探していた、汐華初流乃こと、

ジョルノ・ジョバーナがスタンド使いだった。

という事をすぐに康一は承太郎に報告します。

そして彼から明かされる衝撃の事実は、

ジョルノ・ジョバーナこそ、あのDIOの息子であり、

DIOの血筋を少なからず引いていないかを調査することが目的なのでした。

しかし、これ以上康一を危険に晒さまいと、彼には手を引くように言うのです。


その頃、ジョルノは、ケーブルカーに平然とした顔で乗車。

JOJO #47 (8)

そこへとやって来た、ブチャラティという男は、

涙目のルカはただのゴロツキではなくギャングであり、

彼のボスは、自分の顔に泥を塗られたと言い、

始末をつけろと命令されていると言うのでした。


しらばっくれるジョルノでしたが、人の汗を見れば、

更に味をみれば、嘘を付いているかどうか分かるというブチャラティに、

涙目のルカの眼球を手に入れられ、冷や汗をかくジョルノ。

「この味は!
…、ウソをついてる『味』だぜ…。
ジョルノ・ジョバーナ!」



第444話「ブチャラティが来る その②」

明かされるジョルノの出生の秘密。

DIOと、日本人女性との間に生まれたというジョルノですが、

母親は育児にいい加減な人物で、後に結婚した義父のイタリア人も、

ジョルノを影で虐待し、さらにいじめられっ子という、

不遇な少年時代を過ごしていたという話。


しかし、明らかにネジ曲がった正確に育っていきそうな彼は、

ある時、命を狙われていたギャングの男を救い、

その御礼として、彼に対するいじめを解決してくれたのです。


ギャングの男にジョルノが会う事はその後にはありませんでしたが、

彼は自分を救ってくれたギャングに憧れ、

街を救う、ギャング・スターに憧れるようになったのでした。


そんなジョルノに、ギャングのブチャラティが迫り、

奇妙な能力を使い、涙目のルカを始末したのが誰か、

拷問をしていました。

「おれの名は、『ブローノ・ブチャラティ』。
答えろよ、質問はすでに…、
『拷問』に変わっているんだぜ」



第445話「ブチャラティが来る その③」

ブチャラティの奇妙な能力に、自分も反撃に出なければならない、

とジョルノはその能力を出そうとします。

しかし彼はまだ、ゴールド・エクスペリエンスのスタンド能力に目覚めて、

それほど時が経っておらず、その能力で人を攻撃したら、

どうなるかということさえ知らないのでした。

JOJO #47 (10)

ジョルノはその力によって反撃に出ます。

ジョルノがスタンド使いだった。ということを知ったブチャラティは、

涙目のルカを襲ったのはジョルノであると確信し、

ジョルノを攻撃しようとするものの、逆にゴールド・Eの拳を受ける事に。


しかし、ブチャラティは、

あたかもそのゴールド・Eの拳から、生命のガソリンを与えられたように、

力がみなぎり、素早いスピードで動けるようになった。

と、相手に力を与えるのではないかと思うのですが、

それは思い込みでした。


ゴールド・Eの拳を受けたブチャラティは、エネルギーが過剰なまでに暴走し、

自分が素早く動けると思い込んでしまっている、

というような精神過敏のような状態になってしまっていたのです。


「どうやら生きている人間に『ゴールド・E』で、
さらに過剰に「生命」を与えると…、
『暴走』しちまうらしいな…、『感覚』だけが…。

なぜ、ぼくに、こんな「能力」が身についているのか知らないが…、
せいぜい利用させてもらうかな…」



こうして五代目ジョジョの、ジョルノは、自分が憧れていたギャングの、

激しい抗争へ、自らが望む形で巻き込まれていくのでした―。


47巻の注目点
「受け継がれる黄金の精神」


JOJO #47 (9)

杜王町という一つの町での出来事ながら、

その魅力や、闇の部分まで描いだ第4部は、

仗助達の黄金の精神を垣間見ながら完結しました。


そして吉良吉影という闇が消え去った町にも、

未来への希望が残されましたね。


そして始まる新たなジョジョ。伝説は続き、意志は受け継がれていきます。

汐華初流乃こと、ジョルノ・ジョバーナは、

仗助達とはジョナサンの血筋で同じではありますが、

ジョナサンの肉体を乗っ取った、あのDIOの息子という衝撃。


彼は果たして、DIOのような闇の道を歩むのか、

それともジョースター一族として、黄金の道を歩むのか。

イタリアを舞台にした、ジョジョの新たな伝説です。


今までのジョジョは、少年時代から堂々として、意志もはっきりしている。

そんな人物ばかりでしたが、ジョルノは、

ギャングによって、その正しい道を示され、

ギャングスターに憧れるようになった少年。


こうして、さわやかな少年、生命を与える黄金の能力と共に、

第5部は始まりました。

この時はまだ、壮絶な死闘が続く部になろうとは、

思いもよりませんでしたね。
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Author:エックス
ウェブコンサルタント
(文章クリエイター)
研究者
(物理、数学、史学)

基本、日記はレビューが主になっています。
いい加減な感想などを書きたくなくて、
私自身も本気で見ているドラマや映画ばかりなので、
熱くて長いレビューになったりしています。

現在は、海外ドラマは『24-TWENTY FOUR-』『PRISON BREAK』
アニメは『プリキュア』などのレビューになっています。

昼間は、お仕事と、
大学時代から引き続き物理、数学の研究。
また、歴史(中国・三国時代史他)の研究。

夜は、アイドルマスターのプロデューサー、もしくはドリームクラブです。

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